冷凍冷蔵事業部

海外まき網船の大型化に伴うPSカツオ・PSキハダの水揚量の増加に対応する為、令和2年度水産流通基盤整備事業を受け、念願である新規冷蔵庫が完成しました! 行政をはじめ関係者の皆様、すばらしい冷凍冷蔵施設になりました。厚くお礼申し上げるとともに、組合員や鰹節製造業者と連携及び協力をいただきながら十二分に活用し、また山川地域の発展の為に大切に使用していく気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

冷凍冷蔵部門

山川町漁協の冷凍冷蔵部門では、海外まき網船、輸入船、近海かつお一本釣り船等の効率的搬入に努力するとともに、 焼津・枕崎からの陸送搬入等、組合員及び加工組合員の皆様をはじめ、各関係機関との連携及び協力をいただきながら、かつお節原料、養殖業者への餌料等の安定供給に日々努めております。
  • 冷凍冷蔵庫施設 外観
  • 冷凍冷蔵庫内(1)
  • 冷凍冷蔵庫内(2)
  • 冷蔵庫かつお出庫時
  • 冷蔵庫用バスケット
  • 冷蔵庫用フォークリフト

すり身加工部門

天然の鰤(ブリ)のすり身

こちらが、山川町漁協で製造・販売されている「自慢の手作り すり身」シリーズ待望の新製品・・・天然!!の鰤(ブリ)のすり身です。 ここ山川港で漁獲され、山川港に水揚げされた天然ブリを山川町漁協の加工担当者が、なにか組合員の為に特産品にできないものかと発案しました。ブリ独特の”くせ”をおさえ、鹿児島県特有のやや甘めの味付けに仕上げています。山川町漁協の購買部で購入できますので是非一度、ご賞味ください。天然ブリのすり身は、全国的にも珍しくシイラのすり身と一味違っておいしいですよっ!

すり身処理加工施設

活お海道、購買部で販売される山川町漁協 自慢の手作りすり身は、ここで製造されています。
  • すり身処理加工施設外観
  • すり身加工2t冷凍車
すり身は山川町漁協ネットショップ「篤姫の台所」で取り扱っています。

山川町漁協ネットショップ 篤姫の台所

すり身製造工程

ステップ1 原魚の捌き

加工部門のスタッフが魚を一匹ずつ丁寧に3枚におろします。 骨の間に付いている身もスプーンを使ってかきだします。 (写真の魚は、シイラ)

ステップ2 ミンチ作業

おろした身をさらに細かく(ミンチ)していきます。

ステップ3 すり潰し作業

調味料(卵、塩、小麦粉、砂糖)と、混ぜながら山川町漁協独自の製法でよく練ります。 練りあがりはスタッフの目と手で判断・確認しています。 すり身の練りあがりは、その日その日の魚で固さが微妙に変わってきますので、加える水の分量で微調整しています。

ステップ4 充填作業

練りあがったら一本ずつ丁寧に袋詰めしていきます。この作業は、簡単そうに見えますが、なかなか難しいんですよ~。

ステップ5 金属検知器

徹底した安心・安全管理に努めております。

ステップ6 山川町漁協自慢の手作りすり身完成!!

専用のカゴに一本ずつ丁寧に入れて、-50℃の超低温冷蔵庫で急速凍結します。 (写真は500gシイラうす味)

製氷部門

山川町漁協の製氷部門では、地元組合員及び水揚船、関連漁協、地域住民等に対し、安定的な氷・ドライアイスの供給ができるように日々努めております。 このたび、山川港内港市場に自動製氷設備が完成し、竣工しました。 今回の自動製氷設備整備にあたり、事前に視察・見学させていただきました漁協様、メーカー業者様には、ご親切に対応していただきありがとうございました。 おかげさまで立派な自動製氷設備を整備することが出来ました。 整備に携わっていただいた関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。 概要 用途:漁業用自動製氷機 日産10t・貯氷20t

ガッチャマン!?

凍氷は、通常角(かく)単位で取り扱われ、1本の角氷は2角(重さ約135kg)で、1本の半分が1角、その半分が半角となります。 脱氷(だっぴょう)された角氷を、下のバケットに載せて、上から押さえ込むタイプの角氷運搬専用の特殊なフォークリフトが、その名もガッチャマン(誰が名づけたのかこの業界ではガッチャマンと呼ばれています)で、砕氷塔へ運びます。

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